ギャンブル gamble 2005 12 13
株式投資は、ギャンブルと言えるでしょう。
たとえば、企業業績がよくて、日足チャートの形もよい銘柄があるとします。
こういう条件下では、株価が上がる可能性が高いでしょう。
しかし、結果は、株価が反落することがあるのです。
今日の株価も、そうかもしれません。
昨日の終値の時点では、日足チャートの形がよい形になった銘柄が多いのです。
しかし、今日の前場の時点では、軟調な展開になったケースが多いと思います。
これは、昨日、日経平均株価が、大幅に上昇したので、
利益を確保しておこうとする「利益確定の売り」が多かったからでしょう。
だからといって、大幅上昇した翌日は、「利益確定の売り」が多いだろうから、
株は買わないという投資姿勢が正しいかと言えば、そうとも限らないのです。
単純に、翌日も大幅上昇する日もあるのです。
このように、株式投資は、運不運に左右されるのです。
だから、株式投資は、マージャンに近いとも言われます。
マージャンは、どんなに腕がよい人でも、配られたパイが悪ければ、負けますし、
配られたパイがよければ、誰でも、楽勝です。
いずれにせよ、株式投資は、運不運に左右される傾向がありますので、
運が悪い人は、脱落していくか、淘汰されていくかもしれません。
そういうわけで、「貯蓄から投資へ」という言葉を聞きますが、
あまり賛成できません。
1億国民、みんなギャンブラーになってしまっては困るのです。
今後の展開は、堅調であると予想する人が多いですが、
また、原油相場が高騰すると、不透明になります。